【2023年改良情報】コスパ最強SUV カローラ クロスが一部改良！値上げがやばい！？

今回は、トヨタの人気SUV、カローラ クロスの2023年10月一部改良についての情報をお伝えします！

一部と言いながら、数多くの装備が次世代仕様に切り替わる大注目の改良となっています！

具体的に何が変わるのか、価格はどうなるか、元オーナーである僕の視点から一部改良版を買うメリット、デメリットを徹底解説します！

購入検討中の方へ参考になるように、細かくまとめていきますので参考になれば幸いです！

カローラ クロスってどんな車？

カローラクロスは、2021年4月に発売されたトヨタのSUVモデルです。

トヨタのSUVラインナップの中ではヤリスクロスより大きく、ハリアーより小さいサイズ感です。

一人用の趣味の車としても、ファミリーカーとしても使えるちょうど良い大きさですね！

先進安全装備としてToyota Safety Senseを搭載し、事故予防や高速道路での運転を強力にサポートしてくれます。

また、SUVの中では燃費が非常に良く、僕が乗っていた2WDハイブリッドは実燃費は20km/lほどで、とても優秀でした！

さらに、オプションでパノラマルーフの設定があり、手放す際のリセールアップにも貢献できます。

コストパフォーマンスに優れ、ユーザーの評価は高いことから、半導体不足の影響も重なって受注停止になるほどの人気ぶりを誇る車です。

一部改良による変更点

改良によって変わるポイントを、主に快適装備・安全装備・走行性能の観点から順に解説します。

1)快適装備

まずは、快適装備の改良から解説します。

①次世代マルチメディア(コネクティッドナビ)を標準搭載

最新の8インチのディスプレイオーディオが標準搭載になり、オプションで10.5インチディスプレイオーディオPlusも選択可能になりました。

現行カローラ クロスのディスプレイオーディオは7インチ、9インチのため、ディスプレイがより大きく、高画質になって見やすくなります。

操作感は抜群によく、最新のスマートフォンのように画面がサクサク動いてノンストレスです！

さらに、地図データの自動更新、駐車場空き状況のリアルタイムの情報連携、追加オプションによる車内Wi-Fiの無制限利用など、機能・使い勝手が大幅に進化しました。

また、今までは9インチのディスプレイをつけたとしても、車載ナビを使いたければ別料金でナビキットをつけたり、フルセグテレビを見るためにTVオプションをつける必要がありました。

改良後は、10.5インチディスプレイオーディオをつけるだけで車載ナビもフルセグも使うことができるので、ユーザーとしてはすごくうれしいですね！

ただ注意点として、ディスプレイオーディオシステムの刷新により、CD/DVDデッキについてはオプションの設定がなく装着が不可能になります。

音楽や動画再生でディスクを使われている方は要注意ですね。

②12.3インチフルカラー液晶ディスプレイを最上位グレードに搭載

最上位グレードの場合、最新かつ大画面の12.3インチフルカラー液晶ディスプレイがコックピットに搭載されます。

これがめちゃくちゃカッコよくて便利です！

このあたりの弱点をしっかり克服してくれているのがうれしいですね。

③メーカーオプションが大幅追加（デジタルキー・自動駐車・ナノイーX）

他にも、現行のノア/ヴォクシーと同じオプションに対応しており、好みに合わせて快適装備を追加できます！

デジタルキーは、スマホを車のキーとして使えるようになる機能です。

手荷物を減らしたり、家族や友人と車をシェアする人にとってはおススメの機能ですね！

また、駐車が苦手な方には自動駐車(アドバンスト パーク)をつけるとより安心です。

デジタルキーと合わせて、たまにしか運転しない方に運転をお願いする時につけていると喜ばれそうですね！

さらに、ナノイーXをつければ、車内の有害物資やニオイの抑制にも効果を期待できます！

ドライバーも同乗者も、車に乗ってどんどんお出かけしたくなるようなオプションが揃いました！

2)安全装備

続いて、安全装備の改良について解説します。

①最新の TSS(トヨタセーフティセンス) を全車標準装備

これは、改良済みのカローラツーリングと同じ仕様になります。

プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロールなどに新機能が追加され、人や車両への衝突防止・運転の快適性がさらに進化しています。

どの機能も素晴らしいですが、最近のトヨタ車に乗っていて本当にすごいと思う機能は、プロアクティブドライビングアシスト（PDA）です！

自車と距離が近い歩行者に対して距離を取るようにステアリングを制御してくれたり、前方車両との距離を検知して早めにブレーキをかけてくれたりします。

この制御の仕方が、本当に自然でドライバーに寄り添った優しい機能だと思います。

②ドライブレコーダー(前方)が標準搭載

さらに、TSS カメラを活用し、前方のドライブレコーダーがディスプレイオーディオに標準搭載されます。

現行カローラ クロスは、ドライブレコーダーがオプション設定になっているため、前方だけではありますが標準搭載はうれしいですね！

後方録画も、バックガイドモニターを活用してメーカーオプションで設定可能です。

映像は、ディスプレイモニターでいつでも確認することができるので、万が一事故が起きてしまった際、すぐに状況確認をすることができます。

前後カメラを新しくつける必要はなく、後付けでは実現できないようなすっきりした仕上がりになるのもGoodです。

3)走行性能

つぎに、走行性能の改良について解説します。

①最新の第5世代 ハイブリッドシステムを搭載

現行のノア/ヴォクシーやカローラ・ツーリングと同じ、トヨタの最新世代のハイブリッドシステムが搭載されました！

これまで使われていた電動モジュールを全て刷新し、最高出力を向上させながらも燃費は今まで以上に優れた燃費を実現する徹底ぶり、トヨタの本気を感じさせます！

現行のカローラ・クロスも十分低燃費で走りが良かったですが、さらに燃費が向上する改良になります！

②ガソリンモデルは新型エンジン2.0Lに変更

今までのガソリンモデルに搭載されていた1.8Lエンジンが廃止され、新型エンジン2.0Lモデルに切り替わります。

現行ノア/ヴォクシーや改良済みのカローラ・ツーリングと同じ最新世代のエンジンです。

今まで以上のパワーが期待できますし、燃費も向上します！（変更前：14.4km/L⇒変更後：16.6km/L）

ハイブリッドとはまた違った走りの魅力があるので、ハイブリッドかガソリンか、めちゃくちゃ悩ましい選択になりますね！

4)カラーラインナップ

最後に、カラーラインナップの改良点についてご紹介しておきます。

①ボディカラーのラインナップ変更

4V8(アバンギャルドブロンズメタリック) のカラーが廃止され、1L6(マッシブグレー) のカラーが追加されます。

現行型カラーの売れ行きからの入れ替えかもしれません。

新色1L6(マッシブグレー)はカローラ・ツーリングのものですが、非常に引き締まった、スポーティな印象のカラーでかっこいいですね！

また、ハイブリッドの S/Zグレード にて、2トーンカラーが3色追加されます！

追加されるカラーとしては、

• アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ
• アティチュードブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ
• アティチュードブラックマイカ×マッシブグレー

となっていて、何れもブラックのルーフに、白、赤、グレーのボディカラーという組み合わせです！

②インテリアカラーにブルーが追加

さらに、外観だけではなく、インテリアカラーにも「ブルー」が追加されます！

HEV Zグレードで2トーンカラー選択時のみの限定的なカラーにはなりますが、かなり大人っぽいクールな色合いになっています！

HEV Zグレードを検討している方は、さらに他と差別化する意味でも、選択肢に入れてみては如何でしょうか。

新色も含めてどんなカラーがいいか、考えるだけで楽しくなっちゃいますね！

一部改良によるメリット・デメリット

以上の変更点を踏まえ、改良前のカローラクロスオーナーだった僕の視点から、改良によるメリット・デメリットを紹介します！

◎：改良のメリット

まずメリットですが、あらゆる装備が刷新され、最新世代の車に生まれ変わったことです！

カローラ クロスの発売は2021年でそこまで古くはないのですが、TSSやディスプレイオーディオなど、最新の自動車に比べて少し古く感じる部分はいろいろありました。

今回の改良により、それらの古さが完全に払拭されています。

エンジンやナビのシステムが古いなどの理由で、カローラクロスの購入を迷われていた方に取っては非常にうれしい改良だと思います！

✕：改良のデメリット

次にデメリットですが、やはり最大26万円アップの値上がりではないでしょうか。

コスパに優れるカローラクロス車だからこそ、多くの方が気になるポイントだと思います。

さらに、改良前から大人気の車だったため、改良版発売直後は値引きがあまり期待できないかもしれません。

ただ、様々なシステムが大幅に進化したことを考えると、値上げのデメリットを打ち消すほどのメリットがあると思います！

まとめ

一部改良版のカローラクロス、いかがでしたでしょうか？

カローラという国民車のブランドで、ここまで走りや装備のクオリティを引き上げて来たのは本当にすごいと思います！

この装備の充実ぶりでも、ハイブリッドの上位グレードに300万円台で乗れるのはやはりコストパフォーマンスに優れる車ではないでしょうか。

元オーナーとしては、カローラ クロスに感じていた不満を狙いうちするように改良をしてくれており、大変うれしく思います。

改良前と同様に、納期遅延、受注停止になる可能性も高いです。

「カローラクロス、この機会にぜひほしい！」と思われる方、お早めにディーラーに行くことをおすすめします！

最後まで読んでいただきありがとうございました！

カローラクロスについては、過去に動画でもまとめていますので、良ければ参考にしてみてください！